今年も‘観測史上初の暑さ’や‘災害級の暑さ’という言葉を耳にします。毎日本当に厳しい暑さです。
生徒さんからも、ピアノの部屋が暑いからなかなか練習が…なんて言葉を聞きます^^;
先日、母校の東京音楽大学の福岡県人会演奏会に出演しました。
ショパンのエチュードOp.10-8とバラード2番を演奏しました。
バラードは普段はカツァリスが好きなのですが、今回は、ポゴレリッチのバラード2番の出だしのテンポ感や繊細さに惹かれました。
でも私が弾くと停滞し、なかなか難しいテンポでした。
結局、コルトーをお手本に取り組みました。
アプローチをしていく中で、こう色々と考えるのは、悩ましくもけっこう楽しい時間であったりします。
いつも本番が終わるたびに、その曲や作曲家との距離が一歩縮まったような感覚になります。
安堵感もあるけれど、なぜだか次に向けて、頭がフル回転。
生徒達にも、1度弾いたら終わり、コンクールのために弾くではなく、長く曲と向き合ってほしいなと思います。
お越しくださった皆さま、ありがとうございました。